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火傷には…。

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まいど!おおきに!

「トルコ猫暮らし」の嫁です。

トルコに来て嬉しかった事の一つに、春になるとアンズやアーモンド、サクランボの花や桃の花など、街を歩いていると日本の梅や桜の花を思わせる花がちらほら見かけるのでこの時期はもっぱら花たちに癒やされています。

そんな花を見ていると思い出すのは、父の姿。

花見が好きで、お酒を飲みながら、毎年「もう桜を見れるのは今年が最後かも…。」っと言って涙を流していました。

それを10年20年と続けていた父。

お酒におぼれた人生でしたが、彼が思っていた以上の期間桜の花に癒やされたんじゃないかと思います。

そんな父とのストーリーを今日は綴りたいと思います。

火傷には…。

みなさんは「じゃりン子チエ」というアニメをご存じでしょうか?

 

引用元→コチラ

大阪のディープな街「西成」を舞台に小学校5年生のチエちゃんがホルモン焼き屋を切り盛りしていくという話。

80年代90年代と放送され、関西では裏番組のドラえもんと人気を二分にしていた様です。

チエちゃんもお父さんのテツと2人暮らしで、テツは遊びまわっては暴れるまさにチンピラのような父親でした。

そんな「じゃりン子チエ」のストーリーで印象に残っているのが、運動会の時にいつも下駄を履いているチエちゃんにテツが運動靴をプレゼントするシーン。

普段父親らしくないテツがチエちゃんに運動靴をプレゼントした時に、靴のかかとに靴擦れしないように石鹸を塗るというテツの父親らしい優しさを垣間見たのでした。

そんなチエちゃんにリンクした父との話があります。

父も酒を飲んではよく暴れる人でした。

ある日、神社にお参りに行った時、通りすがりの人と殴り合いのケンカになり、大勢の人がそれを囲んで見物していました。

私もどうしようもなくそれをじって見ていると、お巡りさんが「あなた迷子?」っと言って、手を引いて交番に連れて行かれました。

「あのぅ~父が目の前にいますけど、、、?」とは言えず、連れて行かれ後で父にこっぴどく怒られるというハメに…。

今となっては父が悪いのは明らかなんですが、そんなテツに似た父。

私が誤って手に火傷をした事がありました。

とっさに父は私の手を流水で冷やして白砂糖を塗ってくれた事があります。

ジンジン痛んでいた患部が砂糖を塗った瞬間から痛みが和らいでいくのがわかりました。

他にも額を強く打ってたんこぶができた時も父は砂糖を取り出して優しく塗ってくれました。

今となっては夫も私も火傷した時や頭を強く打った時には白砂糖を活用しています。

トルコに来てトルコ人の友人が何日か泊まりに来て夕食の手伝いをしてくれた時、彼女はおっちょこちょいでその期間何回も火傷をしました。

そんな彼女に砂糖を塗ってあげると、すぐに痛みが引き驚いて「この方法すごい!」っとめちゃ感動して褒めてくれたのでした。

亡くなった父の知恵がトルコでも生かされた出来事でした。

みなさんもよかったら火傷した時やお子さんが頭を強く打った時など一度この方法お試しください。

ほな!

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