Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
お久しぶりです。
というのもしばらく体調を崩していました。
原因がわからず、コロナの後遺症かなぁ?と思っていたりして、パソコンにもなかなか向かえない日々を過ごしておりました。
何名か読者の方も心配して下さったりなんかして、申し訳ない気持ちと共に、優しいお気遣いにありがたいなぁっと思っておりました。
トルコに来てもうすぐ10年になろうとしています。
最初に来た時は、アラサーでそれまで会社の健康診断を毎年受けることができていました。
トルコに来てからも、日本に一時帰国した際に持病の検診と共に自分の健康状態をチェックしていました。
しかし、コロナが始まってもう3年以上日本に帰国できていません。
それで気になっていた自分の健康状態。
ずーっと血液検査だけでも受けたいなぁ~っと思っていました。
そんな時、ロシア人のお友達が「トルコの滞在許可イカメットがあれば、近くの診療所”Sağlık Ocağı”[サールックオジャーウ]で無料で血液検査受けれますよ」と教えてくれました。
確か4年以上前に診療所に行った時は、「外国人は県立か市民病院に行って下さい。」と言われました。
ですので、それから診療所に行きたいなと思ってはいても行けない日々が続きました。
ですので、今回確かめる為にも勇気を出して行ってみることにしました。
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初回
初めて行ってみると、受付らしい人はおらず、タッチパネルに皆トルコの個人番号を入力しているようだったので、私も99から始まる外国人番号を入力してみました。
すると、「あなたは登録できていません」というような表示…。
やっぱりか・・・と思いました。
実は、トルコの診療所を利用したい場合、主治医をまずシステム上で選択する必要があるということを以前、夫が運転免許の為に健康診断を受けた時に言っていたからです。
それで、診療所の外にある医師の名前の一覧を写真に撮り、適当に医師を選択することにしました。
主治医”Aile heikimi”の選択のやり方
まずは、e-Devletのアプリから、e-Nabızを検索して開き、”Aile Hekimi değiştir”「主治医を変更」のところをタッチします。
近くの行こうとしている”Sağlık Ocağı”「診療所」の医師を選択します。
※なぜかはわかりませんが、主治医の選択は月初めの5日~20日の間で登録可能なようです。
近くの診療所の女性の医師は厳しそうなイメージだったので、私は男性の医師を選択しました。
再チャレンジ
さぁ、いよいよ再チャレンジ。
受付の画面にトルコの個人番号を入れてみました。
すると、、、「26番」と表示されました。
よかったー!
登録できました!
そして、ドキドキしながら主治医の先生の部屋の前で待ちます。
診察
先生の部屋の前にあるモニターに名前が表示されたら入ります。
入ると、とても明るい先生で、「どこから来たの?」と質問されました。
「日本から来ました。アイワルクに3年前から住んでいます。」と答えました。
すると、先生のテンションが上がり、「私の患者にはアメリカ人やカナダ人、ドイツ人もいるけど、日本人は初めてだ!写真撮ってもいい?」といって夫も含め撮影会が始まりました。
そしてやっと本題に入り、「今日はどうされましたか?」と聞いて下さいました。
「血液検査を受けたいです。」と答えました。
「わかりました。ご主人もですか?」
「はい。そうです。」と答えると、医師は夫のイカメット(滞在許可)カードを求めパソコンに向かって何やら手続き・・・
「主治医を僕に変更していてもいいかな?」と夫に質問。
夫は「是非!」とお願いしました。
というのも前回運転免許を取得する際に登録した主治医の先生が苦手だったようです。
そして医師の手続きが終わると、「来週の月曜日9時に予約を取ったので、直接検査室に行って採血して下さい。」とのこと。
「検査室案内するね。」と言って親切にも別室の検査室と担当の看護師さんを紹介してくれました。
そして、その日は帰宅しました。
検査当日
いよいよ検査当日。
朝食は抜いて出かけました。
受付はせず、直接検査室に行きました。
そして、担当の看護師さんにイカメットカードをを見せて、本人確認後いよいよ採血。
看護師さんは血管が見えにくくて不安そうでしたが、失敗することなく採血してくれました。
「結果は明日の昼以降に出るので、今度は入り口で受付して、医師に結果を聞いてね。」と言われて診療所を後にしました。
検査結果
次の日の朝、e-Nabızを確認すると、結果がスマホで確認できました。
いくつか基準値を上回っているものがあり、やっぱりか・・・と思いました。
午後に診療所に行って受付番号を取り、医師の説明を受けることにしました。
医師は血液検査の表を基に、基準値を超えている項目に関し、一つ一つ丁寧に説明してくれました。
夫はアレルギーの数値だけが基準値よりも高く、ちょうど花粉症がひどかったので、てきめんに結果に出ていました。
私は、運動と食事の改善を勧められ、3ヶ月後再検査を勧められました。
そして、他にも気になる症状を伝えると、「エコー検査が必要だね」と言われ、病院でエコー検査が受けられるように、紹介状を書いて下さいました。
そして、お薬の処方箋も書いて下さいました。
医師はとても言い方が優しく、前向きに努力しようという気持ちにさせてくれる医師でした。
良い先生を選べて良かったと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
今まで外国人は利用できないと思っていた”Sağlık Ocağı”[サールックオジャーウ]で無料で診察と血液検査を受けることができました。
おまけに紹介状や処方箋まで出してもらえて本当によかったです。
診療所で診察を受けるにはまずシステム上で主治医を選択する必要があります。
選んだ主治医が合わない場合は変更も可能です。
以上トルコ生活の参考になれば幸いです。
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血液検査がしたいです。
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