メルハバ!
まいど!皆さんお元気ですか?
「トルコ猫暮らし」の夫です!
今日は嫁の友人がパウンドケーキを作ってくれたので、
ケーキのお供にトルコ・チャイを飲もうと、
ティーセットのカゴから紅茶の葉を取り出し、
入れてみました。↓↓↓
そんなトルコの日常に大活躍なのが、
トルコの家電チャイ・マキネシなのです!
これは私たちがトルコで買った家電の中で一番気に入っていて、
日本にあったら良いなぁ~と思う優れものです!
という訳で、
本日はトルコの便利家電チャイ・マキネシとトルコチャイの入れ方についてご紹介します。
Table of Contents
チャイ・マキネシとは
チャイ・マキネシ(Çay makinesi)とは、
日本語にすると「お茶マシーン」のこと。
お茶を沸かす電気ポットです。
日本のお湯を沸かす電気ポットと違う点は、
2段式になっていること。
下のポットでお湯を沸かし、
上のポットはその蒸気熱でお茶を保温できます。
お湯が沸くと自動的に保温モードになるので、
ずっとぐつぐつ沸いたままだったり、
冷めてしまう事もありません。
熱々のお湯をいつでも追加できるわけです。
なぜ2段式?紅茶の入れ方に秘密が
トルコには特有のお茶の入れ方があります。
お茶の入れ方
①下の段に飲料水を入れスイッチオン!お湯を沸かします。
②茶葉を上の段に多めに入れ蒸します。
③下の段のお湯が沸いたら、上の段にお湯を注ぎます。
④下の段に飲料水を追加して沸かしておきます。
⑤保温状態で、10分~15分ほど放置し、お茶を濃く出します。
飲み方
チャイカップに上段の濃く出たお茶を半分、
下段のお湯を半分入れてお召し上がれ!
うすめが好きな人は、
お茶を少なくお湯を多めで。
濃いのが好きな人は、
お茶を多くお湯を少なめで調整します。
レストランやチャイハーネと呼ばれるお茶屋さん、
チャイバフチェシと呼ばれるチャイガーデンでも
「うすめ」=アチュック、
「濃い目」=コユ、で注文できます。
上記からわかるように、
上の段でお茶を濃く出す必要があることと、
下の段でお湯を常に熱い状態で保温しておく必要があるので、
2段式になっているという訳です。
2段同時に保温ができるので、
効率の良いポットですよね。
上の段のお茶が減ってきたら、
下のお湯を足してまた濃く出す。
これを何度か繰り返します。
濃く出なくなったら茶葉を入れ替える合図です。
トルコは紅茶の消費量世界一!
チャイと呼ばれるトルコのお茶は、いわゆる紅茶のこと。
ミルクで煮出すインドのチャイとは全く違います。
トルコでは茶葉が豊富に育ちます。
名産地はRize(リゼ)という場所で↓
国内の消費量の約75%がここから出荷され、
残りも隣の県が占めています。
さらにこの黒海地方で育つ茶葉は、
他国にも輸出されています。
実は、トルコの茶葉の生産量は世界5位で、
国民一人当たりの消費量では世界一とも言われています。
つまり、チャイが大好きな国!
今日出会った人もチャイを一緒に飲めばもう友達!
そんな国なのです。
朝起きてチャイ。
休憩にチャイ。
夕食後にチャイ。
夜遅くまでおしゃべり中もチャイ。
そんな人も、少なくないはずです。
なので、大阪人の各家庭にお好み焼き用とたこ焼き用のホットプレートがあるように、
トルコ人の各家庭には、必ず2段式のガスコンロにかける
「やかんタイプ」の「チャイダンルック」と呼ばれるものがあります。
トルコ人はガスで沸かすやかんタイプが、
チャイの入れ方としては一番美味しいと言います。
本来チャイは、このチャイダンルックで入れるべきもので、
陶器でできたものや、ステンレス、耐熱ガラスなど仕様は様々です。
因みにBBQ用のもあります。↓↓↓
手間ですが、薪や小枝で沸かすチャイはまた格別です。
今日ご紹介したこの電気ポットは、
近年もっと簡単にたくさんのチャイを飲もうと開発された便利家電という訳です。
まとめ
私たちの家庭にもガスコンロにかけるタイプも、
電気ポットのタイプもあります。
ガスコンロにかけるタイプは、
トルコ人のお客さんが来た時用で普段は使っていませんが、
電気ポットは、
コーヒーを淹れたり、
今日のように紅茶を淹れたりするために毎日使っています。
上の段のポットは、
下の蒸気で保温されるため煮詰まることもありません。
今日もこの便利家電チャイ・マキネシのお陰で、
茶葉を蒸してから美味しい紅茶を入れる事が出来ました!
もし旅行で来られるなら、
電気ポットは電圧が日本とは違うので持って帰れないかも知れませんが、
素敵なチャイダンルックを見つけて、
ご自身の為やお土産にされるのもいいかもしれませんね。
ほな!
📷いい香りニャー☕
ご覧いただきありがとうございます。
私たちのYouTubeチャンネルも是非チャンネル登録お願い致します。→コチラから
ブログランキングにも参加しています。
↓のバナーをポチッとして下さればうれしいです。