Merhaba!
まいど!
「トルコ猫暮らし」の夫です。
お元気ですか?
お久しぶりです!
段階的なロックダウン解除に伴い、ここアイワルクでも観光客が増えてきています。
ワクチン接種も進んできていてこのままコロナが終息方向に向けばと祈るばかりです。
ところで、トルコは昔からバス大国で有名。
いろんな所に高速バスで行けちゃいます。
私たちもトルコ国内はもちろん国境を越えてバスでブルガリアやギリシャまで行ったことがあります!
トルコ語の生徒さんの方から今まで何度かバスの乗り方についての質問を頂きましたので、今日はトルコの高速バス事情に関して情報をシェアできればと思います。
Table of Contents
【トルコのバス事情】高速バスの乗り方・降り方
チケットを購入する
まずはチケットの買い方からみてまいりましょう。
ネット予約する
引用元→コチラ
週末や祝日など空席が見つけられない可能性があるのでおススメはネット予約です。
バスを検索するアプリを使って目的地までの空席を探します。
私たちがよく使っているのは”obilet“。
トルコ語ですが、出発先・行き先を入力すると時間とバス会社が出てきてタップすると空席状況もわかるので便利です。
席が決まれば、携帯電話番号・メールアドレス・氏名・イカメットカード番号もしくはパスポート番号、そして現在必要なHESコード(アルファベッドを含む10桁の半角英数字)を入力します。
最後に旅行保険はいりますか?っと聞かれますので必要な方はチェック☑を付けます。
クレジットカード番号を入力すれば決済完了。
電話番号のSMSもしくはメールアドレスにチケットの情報が届きます。
もし、クレジット決済が通らないのであれば、近くのバス会社の店舗にてチケットを買う事ができます。
HESコードの取得方法
HESコードとは簡単に言うとコロナウイルスのリスクを抱えているかどうかを証明するコードのことです。
トルコの携帯電話番号があれば簡単にHESコード取得可能です。
①2023にショートメッセージを送ります。
②パスポートのみの方の入力方法→
HES␣JPN␣パスポート番号␣西暦の誕生年␣苗字
例)HES␣JPN␣TR990000␣2016␣TORUKONEKOGURASHI
イカメットカードをお持ちの方→
HES␣イカメット番号␣西暦の誕生年
例)HES␣99000000000␣2016
※␣は半角スペースです。
③送信したらHESコードとQRコードのリンクが届きます。
ネット環境が無くてもHESコードのQRコードを提示できるようにスクショしておきましょう。
店舗にてチケットを購入する
乗りたいバス会社が決まっているなら家の近くの店舗に行くのもおすすめ。
なぜなら通常街はずれにある”Otogar”[オトガル]バスターミナルに行くまでの”Servis”[セルヴィス]つまり、送迎バスの案内を受けることができるから。
(※ネット予約の場合でもこの送迎バスは利用できます。)
店舗に行き”〇〇gitmek istiyorum”[〇〇ギトメッキ イスティヨルム]っと行き先を伝えます。
行きたい日時を伝えます。
空席状況を見て出発時間と4列シートか3列シートの車両かいくつか候補をあげてくれます。
バスが決まれば、次に座りたい位置を伝えます。
個人的にはバスの真ん中が揺れが少ないのでおススメです。
座席が決まれば、店舗からバスターミナルへ向かう”Servis”送迎があるかどうかを聞きましょう。
あればチケットを買った店舗に〇時〇分に来てくださいっと言われると思います。
最後にパスポートもしくは滞在許可証(イカメットカード)・HESコードを提示し、チケットを発行してもらいます。
チケットが印刷されたら、確認を取り、チケットにサインをします。
チケットを受け取ったら、現金もしくはカードにて決済を済ませます。
バスターミナルに直接行く
ネット予約の方法もいつ何時にどのバスがあるかわからない方は直接”Otogar”[オトガル]バスターミナルに行くのも方法の一つ。
オトガルにはラインのある全てのバス会社の店舗があるので、店舗の人に”〇〇gitmek istiyorum”っと言って確認する事ができます。
時には10分後に出発するというバスを見つける事ができたりもします。
デメリットは週末や祝日など空席が全く無くバスターミナルで一夜を明かす事も。
バスに乗る
さぁいよいよ出発です。
出発前に”Host” [ホスト]添乗員さん(通常は年若い男の子)が行き先を聞いて荷物をバスの下に入れてくれます。
荷物札をもらったら、手荷物を持ってバスに乗り込みます。
指定した座席に座ります。
出発したらすぐ、添乗員さんが降車場所を順番に聞いてくれます。
大抵は行き先のバスターミナルですが、田舎や大型バスが停まれるポイントでは途中下車も交渉次第で可能なようです。
インターネットが必要な方は、この時に Free Wi-Fi を使えるか聞いてみましょう。
降車場所を伝えたら、次に飲み物とお菓子が配られます。
昔はサンドイッチなどの軽食やアイスクリームなども配られた事もありますが、最近はこのサービスもコロナの影響もありより簡素になりつつあるようです。
大抵のバスにはモニターがついており、映画や音楽やゲームをする事ができます。
イヤホンは以前支給されていましたが、現在はコロナもあり個人のものを使うようになっています。
乗車中喉が渇いたり、気分がすぐれない時は添乗員さんに伝える事ができます。
2~3時間に一度アナウンスと共に30分休憩が取られるので、そのタイミングで食事をしたりトイレに行きます。
トイレは有料のところがほとんどです。
県境など国境警備隊や警察による検問がある場合があります。
その時は、滞在許可証もしくはパスポートを提示しましょう。
目的地に着く前にアナウンスがなされるのでよく聞いて降車の準備をします。
私はGoogleMapを見ながら目的地までどれくらいか確認します。
目的地に着いたら、荷物を受け取りバスターミナルを出ます。
イスタンブールやイズミルなどバス会社によっては降車後も主要な場所へ”Servis”送迎バスのサービスがあります。
Servisがない場合はタクシーもしくは公共の乗り物を使います。
主なバス会社
トルコにはたくさんのバス会社がありますが、今回は主要なバス会社をご紹介します。
Metro[メトロ]
引用元→コチラ
1992年開業のメトロツーリズム。
約79の県に展開していて、チケットの価格が全体的に安めなのが特徴です。
それでいて最新の車両を多く揃えており、無料のスナックや飲み物など車内サービスも充実しています。
ブルガリアなどジョージアなどに向けても運航しています。
Kamil Koç[キャーミル コチ]
引用元→コチラ
1926年開業で、トルコの大財閥コチ・グループのバス会社で、読み方はキャーミルコチ。
トルコの高速バス業界の最初からある会社の一つです。
約67の県に展開していて、座席モニターやコンセント、WI-FIなど車内装備が充実しているのが特徴です。
大抵の車両の座席は2+1の配列を採用していて、ゆとりのある広さで旅を楽しめます。
Pamukkale/Anadol[パムッカレ/アナドル]
引用元→コチラ
1962年開業のパムッカレツーリズム。
メトロやキャーミルコチと並んで最もポピュラーなバス会社の一つです。
元々はデニズリ~アンカラ間、デニズリ~イスタンブール間のみの運行でしたが、時代と共にトルコ全土に展開するようになりました。
ほとんどの車両は最新車両で、広めの2+1の座席配列を採用しているので長旅も快適です。
座席モニター、スナックや飲み物の無料サービス、Wi-Fiなども充実。
ホスト(添乗員)の接客態度や仕事ぶりが、一番きちんとしている印象です。
Nilüfer[ニルフェル]
引用元→コチラ
2000年開業のブルサに拠点を置くバス会社。
質の高いサービスと最新の車両で人気のバス会社です。
最近はブルサから直接イスタンブール・サビハギョクチェン空港に行く路線のサービスを行っているそう。
まとめ
いかがでしたか?
バスでならトルコ中気軽に行けます。
ただ遠い所で一日以上という長い時間バスに乗っている必要があります。
長時間乗る場合は睡眠や腰痛対策をしっかりして乗ってくださいね。
個人的にはバスの移り変わる雄大な景色や羊の群れなどを見るのが楽しみだったりもします。
休憩ポイントでの土産店もその土地ならではのものが売られていたりします。
是非今日の情報を参考にしてトルコでバス旅行を楽しんで下さいね。
次回は市バスやミニバス、ドルムシュの乗り方をご紹介します。
ほな!
ご覧いただきありがとうございます。
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