メルハバ!
まいど、どーも。
「トルコ猫暮らし」の夫です!
本日YouTubeにて私たちが住む、
トルコはエーゲ海沿岸の街アイワルクの向かいにある島、
ジュンダ島の猫たちと風情ある路地を撮った、
「猫の国」ジュンダ島の#6の動画を公開しました。
今日は、この動画の撮影の裏側を解説します!
まずは、どうぞ動画をご覧ください。
ご視聴ありがとうございます。
撮影の裏側
動画の舞台はトルコのエーゲ海に浮かぶ島「ジュンダ島」です。
日本の「江の島」のように本土と橋で結ばれている島で、
その昔、ギリシャの人たちが住んでいたので、
ギリシャ式の石の家や風車が現在でも残っています。
海沿いや港にはホテルやレストランが並び、
夏には多くの観光客やバカンスで人が訪れます。
そんなジュンダ島の石畳の路地には、
のんびりと過ごす猫たちが沢山いてまさに猫島。
さて、この日は朝7時半ごろに出発。
ミニバスに乗ってもいいのですが、
コロナもあるし朝は涼しいので自転車で行きます。
我が家から約15分。
ジュンダ島の中心にある公園に着きました。
ジンバルやカメラを用意していると早速目の前を三毛ちゃんが横切っていきます。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9230.jpg)
港に出て歩いていると早速クロちゃんが近づいてきました。
あっ、なんか懐かしいなぁと思ったら、
ふと子供の頃、祖母の家にいた黒猫の「あんこ」に似ていることに気づきました。
クロちゃんはひとしきりスリスリして頭をなでてもらったら、
またパトロールへと戻っていきました。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9231.jpg)
開始55秒から出てくる長毛ちゃんは、
脚が短くて思わず笑ってしまいました。
よく見ればそこまで足が短いわけではないようで、
前両足にある黒い線の模様が短いような目の錯覚を起こすのかも…。
でも、毛並みも良くて人懐っこく
かすれた声で鳴きながらついてくるのが可愛いですね。
わたしとバイバイした後も道行く人にスリスリして、
愛想のよい長毛ちゃんでした。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9232.jpg)
さて、次の1分13秒で左の壁際から出てくるトラちゃん…
事故か生まれつきの障害か、
左後ろ足が不自由で、
初めはすごくかわいそうな気持になりました。
でも、ご覧の通り優しい目をしていて性格もいい。
人のことも大好きみたいです。
きっとご近所さんにも可愛がられているのだと思います。
びっこを引きながらも力強く生きている様子に、
なんだかわたしの方が元気づけられました。
続いて、バル広場にやってきました。
今日は、バルの前に並べられていた椅子の森が端っこに寄せられて、
パザルが開かれるようです。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9233.jpg)
朝の9時前、まだまだ準備中です。
皆せっせと商品を並べています。
コロナもあるので人の多いところは避けるとして、
ここから、坂道を登っていきます。
少し行くと、
あ、仔猫の兄弟。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9235.jpg)
2分9秒あたりに出てくるこの仔猫たちは空き家に住んでいるようです。
ジュンダ島には、
このように築200年以上の古い空き家が時々あります。
歴史的に貴重な石造りの家なので、
少しもったいないですね。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9234.jpg)
島の坂道を登っていくと、
石畳は昔のままになり細い路地へと別れていきます。
島の一番高い場所「アシュクラル・テペシ」”Lovers Hill”(恋人たちの丘)には、
その昔、小麦などの粉を引くために使われていた風車があります。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9236.jpg)
この風車は16世紀に建築され、
2007年に現在の美しい姿に修繕されました。
風車のふもとには持ち主の集めた価値ある本が並ぶ図書館があり、
無料で見学することもできます。
また、ジュンダ島をすべて見渡すことができる場所にカフェもあり、
素晴らしい景色を眺めながらお茶ができます。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9237.jpg)
動画の最後に出てくるサバトラ君は、
風車をバックに少し座って休憩して、
良い感じで撮影させてくれます。
休憩が終わったら、
用事があるかのようにすたすたと風車の裏へと消えていきました。
![](https://torukonekogurashi.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_9238-scaled.jpg)
ジュンダ島と言えば、このトルコアイス「マスティックガムのアイス」。
マスティックガムとは、
主にギリシャのキオス島で採取される樹脂で、
古代エジプトやイスラエルなどで重宝されていたバルサム油の一種のようです。
現代のトルコでも重宝されていて、
トルコ語では“damla sakızı”「ダムラ・サクズ」と言って、
アイスはもちろんクッキーやトルココーヒーにも入れたりします。
昔はそれを文字通りガムとして噛んでいて、
このガムには殺菌・抗菌作用があり、
歯周病予防や、
胃腸を痛めるピロリ菌の働きを弱める効果があるようです。
味は馴染みのない日本人には最初独特ですが、
繰り返し食べていくと、
その香りが心地良く、
なんだかクセになってきます。
いつかトルコに来られたなら、
そして、ジュンダ島に来られたなら、
マスティックガムのアイスを一度ご賞味ください。
ほな!
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