”İyi akşamlar!”[イイ アクシャムラル]こんばんわ!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
トルコ語の”İyi akşamlar!”は、直訳すると「良い夕方を!」という意味です。
今回は、トルコの食卓で提供されるメイン料理をご紹介したいと思います。
それは”Dolma”「ドルマ」といって、私がトルコ料理の中で一番好きな料理です。
では、ドルマとは何でしょう?
どうやって作りますか?
ご紹介して参ります。
Table of Contents
トルコ料理:”Dolma”「ドルマ」とは?
ドルマとは中央アジアから北アフリカにまで及ぶ料理で、野菜をくりぬいて中にお米やお肉などを詰める料理のことを指します。
トルコ語の”Dolma”は「充填」とか「満たす」を意味し、文字通り、くりぬいた野菜の中に具材を詰めていく料理です。
一般的には、ピーマン、パプリカ、ナス、ズッキーニの中に詰めていく料理が多いです。
具には必ず米が入っており、その他肉入りのドルマは温かい料理として、オリーブオイルをふんだんに使った肉無しのドルマは冷やして夏の料理として提供されることが多いです。
ドルマには多くの場合、ヨーグルトが添えられ、それがニンニク入りの場合もあります。
ドルマに似た料理で、”Salma”「サルマ」という料理があります。
この”Salma”は「包む」という意味があり、トルコでは葡萄の葉やキャベツなどに具を包んだ料理のことを指します。
”Biber dolması”「ビベルドルマス」の作り方
今回は、”Biber”[ビベル]つまり「ピーマン」を用いてドルマを作っていきたいと思います。
日本で手に入る材料で作れるレシピですので、是非参考になさってみて下さい。
材料<4人分>
・ピーマン12~16個(鍋に敷き詰められる程度が理想)
・玉ねぎ…1個
・米…1.5合
・トマトペースト…大さじ1
・イタリアンパセリ…お好みの量(刻んでおく)
・トマト…1個+(ふた用トマト)
・塩…小さじ1
・コショウ…小さじ1
・ドライミント…小さじ1(お好みで入れて下さい)
・オリーブオイル…大さじ3
ソース
・熱湯…500㎖
・トマトペースト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ1
作り方
①洗ったピーマンのへたを押して取り除きます。
②ボールにソース用以外の材料を全て入れ混ぜます。
③具材をピーマンの中に詰めていきます。
この時のポイントはふんわりと押し込まず、8分目まで入れるようにします。
④鍋に具材を詰めたピーマンを並べてトマトでふたをします。
倒れないように立てて並べたらピーマンの開口部の大きさに合わせてトマトを切り、ふたをします。
この時の失敗は、我が家の深鍋が大きいので、ピーマンが足りなかったこと。
玉ねぎ1個とキャベツがあったので、残りの具をキャベツの葉で巻いてロールキャベツにして、隙間を埋めました。
⑤トマトペーストにお湯を注ぎ、混ぜます。
⑥鍋の上からソースを注ぎ、最後にオリーブオイルを回しかけます。
⑦30分ほど中火で煮込みます。
⑧お米が柔らかくなったら完成!
まとめ
今回は私がトルコ料理の中で一番好きなドルマをご紹介しました。
”Dolma”とは「満たす」という意味。
ですので、お好みの具材を野菜に詰めて作ります。
コンソメやブイヨンなど使わずとも野菜の旨味でしっかりとコクが出て、美味しく頂くことができます。
日本のカレーのように各家庭によって、こだわりが違うので、とてもおもしろい料理です。
具材にミンチ肉を加えたり、オーブンで調理して焼き目をつけたり、干しブドウや松の実を加え、たっぷりのオリーブオイルを注いで作る夏の冷たいドルマも最高です。
是非一度ご家庭で作ってみて下さい♪
ほな☆
ご覧いただきありがとうございます。
私たちのYouTubeチャンネルは→コチラ
トルコ語プライベートレッスンに関しては→コチラ
トルコ語通訳・翻訳に関しては→コチラ