Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
お元気ですか?
トルコは連日6万人越えの新規感染者数。
週末はトルコ全土で外出制限となっています。
コロナ禍で必然と多くなったお家時間。
以前にも書きましたが、そんなお家時間を活用して最近手作りに挑戦したものがあります。
それがズバリ豆腐作り。
かれこれ2年日本に帰っていないので食べたくて仕方ありません。
でも…。
トルコで売られている豆腐高くて美味しくない…。
それで夫婦2人で豆腐をトルコでなんとか手作りできないかと考えました。
それでネットで初めて大豆を購入。
その大豆から豆腐だけでなく沢山のものを作ったので、今日はそれをご紹介したいと思います。
Table of Contents
【海外生活】大豆の力
豆乳
手始めに豆乳から始めました。
300gの大豆を洗って一晩水に浸し、ふやかした大豆と水900㎖で(ただの豆乳として使う場合は水もっと多めでもOK)ミキサーで「生呉(なまご)」を作り、火にかけ沸騰させます。
沸騰したら泡や灰汁を取りながら10分煮込みます。
(※泡を取り除かないとえぐみが残ります。)
煮込んだらザルに濾し布を敷き絞っていきます。
絞れたものが「豆乳」で残ったカスが「おから」です。
私たちはできた豆乳をコーヒーに入れて頂きました。
(※酸味のあるコーヒーの場合は豆乳が分離しがちなのでご注意下さい。)
おからシリーズ
おから煮
できたおからで早速おから煮を作りました。
最初はおからとニンジンのみで作りましたが、次はおからとニンジンと鶏肉・枝豆を入れると味も色どりもグンと良くなりました。
夫の叔母がよく作ってくれて、昔は嫌いだったおからが大好物になったのを覚えています。
久々の日本の味に癒されたのでした。
おからクッキー
おからに少量の小麦粉と油と牛乳と砂糖でおからクッキーをつくりました。
外はサクサク中はふっくらしていて、これも簡単で美味しかったです。
ただ冷えると固くなるので、できたてアツアツを食べた方が美味しいと思います。
おからハンバーグ
最近豆乳ばかり作っていたので、大量のおからをどう消費しようか悩んでいました。
すると夫がひらめいておからハンバーグを私に作ってくれました。
普通のハンバーグよりあっさりしていて、フワフワでめちゃ美味しかったです。
もやし
大豆を一晩漬けて、剝がれてくる大豆の外の皮をできるだけ除き、タッパーにキッチンペーパーを敷き浸けた大豆を並べます。
敷いたキッチンペーパーが浸るぐらい水を注ぎ、ふたをし、暗い戸棚に置いておきます。
季節にもよりますが、1週間もすればすくすく伸びて豆もやしの完成。
豆を取り除けばもやしになります。
早速ラーメンに入れましたが、私たちは豆もやしよりもやしが好みです。
今回もやしができたので今度はナムルを作ろうと思っています。
豆腐
いよいよ目的の豆腐作り。
海外で手作り木綿豆腐の作り方は沢山あるのですが、2人とも絹ごしが好み。
作ってみるとなかなか奥が深い絹ごし。
にがりはエプソムソルトで代用できますが、注文してもなかなか届かなかったのでこちらも手作りで挑戦。
エプソムソルト↓↓↓
まずはにがりの作り方から…。
にがり
散歩がてら近くの海から綺麗な海水を汲みました。
海水を強火で煮込んでいくのですが、元の水量の1/5になったら一度コーヒーフィルターで濾します。
ここで濾された白い粉は硫酸カルシウムです。
硫酸カルシウムは肥料として使えるそうです。
濾したものをまた中火にして煮込んでいきます。
塩が出てきて全体が解けたシャーベット状になったら、またコーヒーフィルターでろ過していきます。
コーヒーフィルターで濾したものが「にがり」です。
2ℓの海水に対して大さじ2杯ぐらい作る事ができました。
濾した後の塩は再度フライパンで炒ってサラサラの塩にします。
塩
感動したのですが、にがりを作る為にできたエーゲ海の海水で作った塩。
これがめちゃめちゃ美味しい✨
塩だけでご飯が食べれます。
自然の旨味を感じます。
もうこれからは自宅で塩を作ろうと思います。
絹ごし豆腐
少しでも理解してもらいやすいように絹ごし豆腐の作り方を動画にしました。↓↓↓
まず、ふやかした大豆と水900㎖で作った濃い豆乳をにがりと一緒に冷蔵庫で冷やしておきます。
エプソムソルトでする場合は、小さじ1のエプソムソルトに小さじ4の水を加え溶かして冷蔵庫で冷やしておきます。
にがりやエプソムソルト水は豆乳100㎖に対して1㎖使います。
耐熱容器に200㎖の豆乳を入れ2㎖のにがりを加えます。
私たちはトルコの小さいチャイスプーン1杯加えています。
にがりを加えたら右に10回左に10回と優しく混ぜます。
混ぜたらラップをし、蒸し器に入れ中火で10分蒸していきます。
中心まで固まっていたら完成。
まだのようならさらに5分蒸していきます。
固まったら水をはった容器に容器ごと豆腐を浸けます。
1時間ほど水に浸けてにがりの苦味を取っていきます。
天然のにがりはそこまで苦くないので水に浸けなくても美味しいです。
1時間浸けたら冷蔵庫で冷やして完成。
残念ながら箸でつかめるほどしっかりとした絹ごし豆腐ではないのですが、ぷるぷるほろほろの優しい絹ごし豆腐が完成します。
味噌汁や麻婆豆腐用
どうしても手作りの絹ごしは茶碗蒸しぐらいの硬さになるので、お味噌汁や麻婆豆腐には向きません。
木綿豆腐もチャレンジしましたが、木綿豆腐用の木型が無いのでなかなかうまく水抜きができませんでした。
それで考えたのですが、卵白をほぐしてにがりを加えた豆乳と混ぜて蒸すとある程度の硬さになります。
味噌汁や麻婆豆腐なら気になる卵臭さもかき消してくれるのでおすすめです。
きな粉
トルコのネットショッピングサイトでこういうものを発見!
大豆を細かく砕き粉状にしたもの。
これをフライパンで炒るときな粉の完成。
もちろんお餅であべかわ風に💗
ヨーグルトにかけて食べるのも好きです。
豆腐餅
柔らかすぎて失敗した絹ごし豆腐はもっぱら豆腐餅にしています。
絹こし豆腐に片栗粉と砂糖を混ぜ火にかけます。
練りながらわらび餅のように固まってきたら水を貯めた容器に入れ、一口サイズに分けていきます。
そして先ほどのきな粉に砂糖と少量の手作りの塩を加えるとあべかわ風豆腐餅の完成。
まとめ
いかがでしたか?
大豆が手に入れば沢山のものを手作りする事ができます。
私も夫も手作り豆腐にとても感動しています。
自然の甘みと濃厚さがあり、舌の上でスーッと溶ける…。
売りたいと思うほどw
個人的にはにがり・もやし・きな粉を手作りできた事、エーゲ海の塩もめちゃ美味しい事、大豆を手に入れて感動が沢山でした✨
今後お味噌や納豆にもいつかチャレンジしたいと思います。
ぜひトルコで海外で大豆が手に入る方は手作り豆腐お試しください。
ほな!
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