Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
お元気ですか?
最近次々とトルコに居る友人たちが日本へ帰国しています。
友人たちの話によるとトルコから日本への出国の際必要になるのが、検査証明書への記入。
空港のPCR検査場で通常のPCR検査証の他にこれに記入してもらわないと日本へ入国できないらしいです。
検査官の人も慣れているらしく、「日本に行くのね」っと言って、すぐに用意したフォーマットに記入して下さるそうです。
PCR検査費用はこれまでと変わらず250リラ。
1時間半ほどで結果が出るそうです。
ひとつ注意点として、Biotechワクチンを接種されている方は日本へ入国の際、国が認めているワクチンリストにBiontechとではなくファイザーと記されているらしく「ファイザーのBiotech」っと言わないとなかなか理解してもらえないそうです。
そして、一番直近で昨日帰国した友人によると、ホテルでの3日間の強制隔離は無くなり、代わりに検査キットを渡され自宅で数日に1回検査しないといけないらしいです。
そして、14日間の強制隔離中も毎日ランダムに来るビデオ通話、そして、位置情報によりしっかりと自宅に居てるかが確認されるそうです。
今後日本へ帰国される方は参考になさって下さい。
さて話はトルコに変わって、今トルコへの移動を考えておられる方にとって、現在のトルコのコロナ感染状況やワクチン接種状況、そして新しく出たオミクロン株はどうなっているのか気になりますよね?
入国制限はあるの?
強制隔離は?
などなどいろいろと疑問に思われるかも知れません。
そこで、今日は久しぶりに2021年12月現在のトルコにおけるコロナの状況をお伝えしようと思います。
Table of Contents
【2021年12月】トルコにおけるコロナの状況
12月5日のトルコ保健省による発表
まず、2021年12月5日のコロナ状況は以下の通りです。↓↓↓
この表は”T.C.Sağlık Bakanlığı”っと検索して“Covid 19″を選択すれば出てきます。
”Test sayısı”が1日のPCR検査数で、350,937回検査されています。
”Vaka sayısı” が1日の感染者数で、19,357人報告されています。
”Vefat sayısı” がコロナにより亡くなった方の数で、1日に185人報告されています。
“iyileşen sayısı”が1日の回復者数で、24,278人報告されています。
この数字、日本なら驚かれるかも知れませんが、今年の8月よりずっとこの数字を保っています。
よく「第〇波」と言われますが、もう波どころではなくずっと水平線を保っています。
残念ながら、毎日ほぼ2万人の新規感染者数、200人前後の死亡者数が報告されています。
トルコの地域別感染者数
次に先ほどと同じページより地域別の表を見て行きたいと思います。
トルコには全部で81県あり、各県の週間の感染者数を見ることができます。
11月26日までの統計ですが、トルコ西部・我が街アイワルクのあるBalıkesir[バルケシル]県は、残念ながら全国で4番目に感染者が多く報告されています。
国民はHESコードというコードにより感染状況が政府に管理されており、リスクの高い地域は”Hayat Eve Sığar”というアプリで以下のように確認できます。
イスタンブール↓↓↓
アンカラ↓↓↓
イズミル↓↓↓
アイワルク↓↓↓
どの都市においても感染のリスクが高い状況にあります。
ワクチン接種状況
12月5日時点でのトルコでのワクチン接種状況は以下の通りです。
2回接種者は国民全体の81.61%です。75%以上を意味する青色の県がほとんどです。
2回接種した人は約6か月後に3回目の接種が可能になります。
ワクチンは中国のSinovacやドイツのファイザー製薬のBioNTechなどから選べます。
外国人も滞在許可保有者は予約すれば無料で接種が可能です。
オミクロン株に関してとトルコ入国に関して
そして、気になるオミクロン株ですが、12月3日時点では保健省からトルコ上陸の発表はなされていません。
トルコへの入国が制限されている国は数えるほどで、ブラジル・南アフリカ・ネパール・スリランカ・バングラディッシュ・パキスタン・インドなどが挙げられますが、観光業が主要な収入源のトルコでは、その他諸外国からの観光目的の入国はどんどん受け入れている状態です。
ですので、時間の経過と共にオミクロン株は出現してくるだろうと思われます。
いずれにしても今のところ、諸外国からトルコへの入国は決して厳しいものではなく、日本からトルコへの入国ももちろん可能な状態ですので、直近で来られる方はご安心を。
- ワクチン接種者はPCR検査の必要は無し
- ワクチン未接種の方は到着72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要
- 事前に用意されている入国フォームに記入し提出する必要
そして、日本のような隔離もなく、ワクチンカードや72時間以内のPCR検査の陰性証明があれば国内を自由に移動する事ができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は現在のコロナの感染状況をまとめてみました。
ワクチン接種者は国民全体の80%超えており、3回目4回目の接種者も増えてきました。
ワクチン接種率は高いものの、どういう訳かずっと1日の感染者2万人・死者200人前後をキープしています。
身近にいるほとんどの人が2~4回のワクチン接種を済ませていますが、それでもちらほらと「コロナになりました。」という話を耳にします。
でも、ワクチンのおかげで、重症化せず自宅療養で済んでいるようです。
報告によると集中治療室に運ばれる99%の人がワクチン未接種者だそうです。
ワクチンは重症化を防ぐ面でもやっぱり効果的なんですね。
今日はまだまだコロナが落ち着かないトルコの様子をお伝えしました。
この情報が今後の移動計画の上に少しでも参考になれば幸いです。
ほな☆
ご覧いただきありがとうございます。
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