トルコの暮らし

トルコで運転免許を取得する~手続き編~

Merhaba!

まいど!

「トルコ猫暮らし」の夫です。

ブログを書くのはかなり久しぶりです!

皆さんお元気ですか?

ところで久々に日本のニュースを見たのですが、新型コロナのオミクロン株なるものが出ているようですね。

最近次々にトルコに住む日本人の友人たちが帰国しているのですが、ホテルに強制隔離だの国際線ストップだの日本人だけはいけるだのといろいろな情報で翻弄されているみたいです。

私たちは相変わらず帰国のメドは今のところ無し。

妻に至ってはかれこれ3年近く日本へ帰国できていません。

というわけで運転免許も夫婦共々有効期限が切れてしまいました。

最近来た大使館のメールによりますと…

帰国できず免許の有効期限が切れた場合
  1. 日本の免許が失効して帰国した際も、外国で免許を取得しその後3か月以上滞在している方は、視力検査のみで日本の免許を取得することが可能。
  2. 外国で免許を取得していない場合は、失効後3年以内でかつ帰国後1ヶ月以内であれば、更新と同じ手続き(適正検査+講習)で免許を取得することが可能。

ということで一応、私たちも3年のうちに帰国して、1ヶ月以内に手続きしようとは思っているのですが、なんせ日本に拠点の無い私たちは、コロナ禍で動きにくい+余計な費用がかかるということで、当面帰国する予定もありません。

しかし!車も運転も大好きな私はトルコでも運転したい!

そのようなわけで、今後のことも見据えてトルコで運転免許を取得する事にしました!

その手続きが意外と大変だったので、今後同じように日本に帰国できず、トルコで運転免許取得を考えておられる方に向けて、書いて行こうと思います。

そもそも教習所に通う必要はあるの?

まず誰もが考えつくのは、わざわざ教習所に行って取らなくても、書き換えができないのかという事だと思います。

実は、2016年まではトルコの人口局”Nüfus müdürlüğü”に行って手続きすれば、書き換えだけで簡単にトルコの運転免許取得できたそうです。

しかし、2016年以降はその制度が日本とトルコとの間では廃止され、たとえ日本の運転免許を持っていたとしてもトルコの教習所に通い運転免許を取得することが必要となりました。

ちなみにEU圏の人たちは今でも人口局で書き換えができるそうです。

そしてなんとか費用を抑えたい私が次に考えたのは、トルコの運転免許センターに行き飛び込みで受験しようということです。

しかし、いろいろ問い合わせてみたのですが、どうやら運転免許センターというシステムはトルコには存在しないようで結局教習所に通う必要があるそうです…トホ(-_-;)

運転免許の取得までの順序
  1. 最寄りの教習所”Sürücü kursu”に通う
  2. 教習所でテストを受け合格する
  3. 合格証を持って人口局に行き手続きをする

このステップを踏んでようやく免許が取得できるそうです。

そのようなわけで、残念ですがトルコの教習所”Sürücü kursu”へ通いトルコの免許取得へと動き出す事に。

手続きに必要な物を聞くと、結構揃えるのが大変だったのでそれを一つ一つ解説していきます。

トルコで運転免許を取得する~手続き編~

必要書類①:Diploma [卒業証明書]

これがかなり大変でした。

申し込みの際、必要書類の中にはDiploma[ディプロマ]とありました。
トルコ語がわかるかどうかが重要なのかと思い、トルコ語検定試験のDiploma「合格証書」を持って行きました。

しかし「これじゃダメ!」っと一言で粉砕…。

聞いてみると、「きちんと教育を受けたかどうかが重要」との事で、高校なり大学なりの卒業証明書が必要なんだとか…

実家に問い合わせてみると、卒業証書は幸い残してくれていたらしく、それをPDFで送ってもらい、日本語からトルコ語へ翻訳してもらうことにしました。

しかし、その場合”Noter”「公証役場」の公証印が必要になります。
Noterに行き、翻訳できるか聞いてみるとこの街には英語のみで、日本語を翻訳できる
”Eminli tercüman”[エミンリ テルジュマン]はいないとのこと…(;´д`)トホホ。

イズミルに行きなさいと言われてしまいました。

Eminli tercüman[エミンリ テルジュマン]とは?

”Noter”「公証役場」が認めている翻訳者のこと。

公証印が押される翻訳書類は必ず”Noter”「公証役場」が認める翻訳者”Eminli tercüman”を通さなければならない。
トルコ語がいくら堪能でも自分で翻訳したものは認めてくれない。

でもそこで、ふと思いました。

英語やったら翻訳できるんか~…
ほんじゃ、卒業した学校に卒業証明書の英文を発行してもらったらええやん!

ということで、トルコからTürk Telekomの”Alo dünya paket”国際電話で問い合わせてみることに。

すると「400円で発行が可能です」との返事。

しかし、郵送での発行のみでPDFでの発行は無理でした。

日本の家族にお願いして、手続きを代理でしてもらい郵送にて発行してもらいました。

(妻に至ってはメールで手続きを完了し、実家に郵送してもらったとのこと。)

そして、届いたのをPDFで転送してもらい、それをNoterが契約している翻訳事務所にて英語からトルコ語へ翻訳してもらいました。

最後にNoterで公証印を押してもらい、完成!

あ~手間かかった~!

でも無事、Diplomaはゲットできました!

かかった費用はこちら↓↓↓

  • 卒業証明書英語→トルコ語翻訳…120リラ
  • Noterの公証印…228リラ

※もちろん各Noterと翻訳事務所で費用は異なってきます。

必要書類②:Sağlık raporu[健康診断書]

これも、まあまあ時間がかかりました。

近くの診療所”Sağlık ocağı”[サールック オジャーゥ]に行き、受付のお兄さんに尋ねてみると、「自分の主治医でないと出すことはできない」と言われました。

「誰でもいいので、一番早い方法でお願いします」と言うと、「ほんじゃ、これに記入したるわぁ」と申込書みたいなのに記入してくれました。

「来週火曜においで」というので、4日ほど待って火曜日に行くと、「おかしいなぁ、システム上に反映されてないわぁ」。

親切にいろいろしてくれて、電話番号まで教えてくれたアリさん。

でも、外人の「990」から始まる個人番号ではシステムが受け入れてくれないのか何なのかで、結局自分でしてみようということになりました。

方法は…

Sağlık raporu取得までの流れ
  1. e-nabızにログイン。
  2. ”Aile hekim”主治医を選んで登録。(数日後に登録完了)
  3. e-Devletにログイン。”Kişisel Sağlık Bilgi Formu”個人健康情報書に入力。(システムに登録されるので主治医は見ることができる)
  4. Sağlık ocağıに行き、主治医の承認。

 

という流れです。

実際に行ってみると、健康診断と言っても、口をあ~んとか、背中とおなかを聴診器でペタペタとかは一切なく、2~3個質問というか問診されただけで終了。

医師が電子的に入力した情報をe-DevletからPDFでダウンロードし印刷すれば完成です。

後で考えてみると、なんてことない行程なんだけど、なんやかんやで時間かかっちゃいました。

e-Devletとは?

トルコ共和国の政府や役所など、公的機関のサービスを電子的に提供するウェブサイト。

このウェブサイトを利用することによって国民は公的サービスの手続きや書類等に、簡単かつスピーディーにアクセスすることができる。
例えば、e-nabızはそのサービスの一環で、covid‐19のワクチン予約など、主に保健省に関するサービスを提供する。

必要書類③:Fotoğraf[写真]

これは簡単。

トルコには、日本によくある証明写真の機械は無いので、写真スタジオに行き写真を撮ってもらいます。

”Ehliyet için”[エフリイェット イチン]免許用と言うことをお忘れなく。

各種証明書によってサイズが違うことがありますので。

4枚1セットで約35TLだったと思います。

忘れちゃいました…。

必要書類④:Adli sicil kaydı[犯罪証明書]

これもe-Devletのアカウントがあれば簡単。

e-Devletにログインし、検索に”Adli sicil kaydı sorgulama”と入力。

あとは順番に情報を入力していくと書類が完成です。

PDFでダウンロードして、プリントアウトしておけばOK。

必要書類⑤:Kimlik fotokopisi[イカメットカードのコピー]

トルコの滞在許可書イカメットカードのコピーを撮りましょう。

もちろん、表と裏

自分の個人情報が詰まったカードをコピーして、そんなにも簡単に渡さないといけないというのがなんともトルコらしいですが、”yapacak bir şey yok”どうしようもないですね。(苦笑)

教習受講費用

2021年現在の教習料金は…
  • 現金の場合:2,000TL
  • トルコ国内のクレジットカード分割払いなら:2,100TL

テストや免許証発行など、コミコミで約3,500TLとのこと。

しかし、リラ安の影響を受けて値上げの可能性や各県各教習所で費用も違ってくると思います。

 

申し込み時

書類がやっと全部揃ったのでいざ申し込みに。

教科書をもらって12月13日から始まると告げられました。

免許自体はスムーズに行って2か月間で取得可能らしいです。

それまでに2回の試験があり、試験の度に700リラ程度支払うそうですが、きっとこれも値上がりする可能性大。

教習所に通うには、どれほどのトルコ語力が必要か始まって見なければ分かりませんが、ある程度のトルコ語が話せないと難しいと思います。

今後、そのあたりも含めて記事にできればと考えています。

それと、一応オートマ限定の免許もあるそうです。

でも、トルコにはほとんどオートマ車が走ってないのであんまり意味はなさそうですが…。

まとめ

どないでしたか?

トルコの免許取得の費用はすべてスムーズにいけば、4万円以内で取得が可能です。

トルコで運転免許を取得するメリットとしては、、、

トルコで運転免許を取得するメリット
  • 期限などとらわれずに日本へ帰国した際に日本の免許を更新することが可能になる。
  • 毎年日本に帰って国際免許を取得する手間が省ける。
  • 警察に止められて日本の国際免許はダメっと言われることが無くなる。
  • トルコの免許はヨーロッパやアジア・アフリカなど84ヶ国で通用する。参照→コチラ

という感じです。

トルコの運転免許を持っていれば、今後、日本の免許更新の為だけに帰国しなくても良くなるし、よくある検問で警察に止められて国際免許の効力が無いだのあるだのという無駄なやり取りもしなくて良くなります。

そして、今後国際免許が無くてもヨーロッパなどに旅行した際にはレンタカーを借りることができます。

コロナ禍の時間を有効活用して、トルコでの生活をより快適にできればいいなぁと、ちょっとした新チャレンジに踏み出した次第でありました。

以上トルコ在住者様の参考になれば幸いです。

ほな!また!お元気で!

Hoşçakalın!

e-Devlet登録のメリット・ワクチン接種の予約方法についても↑↑↑タイトル画像引用元→コチラ Merhaba! まいど!おおきに! 「トルコ猫暮らし」の嫁です。 今日もトルコの...

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