Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
トルコの様子をお伝えしようと,出かける度に動画や写真に収めるのですが、なにせ編集に費やす時間がほとんどなく、お蔵入りしているものも多々あります。
今日はそんなお蔵入りしそうになっている旅動画をなんとか掘り起こしてご紹介したいと思います。
それは、今年4月末に行った日帰りイズミル旅行です。
アイワルクからイズミルまではバスで2時間なので、日帰りで行くことができます。
それでは、まずイズミルとはどんな所か紹介した後、出発から帰宅までの一日を解説いたします♪
Table of Contents
イズミルとは
イズミルとは、トルコ最大の都市イスタンブール、首都のアンカラに次ぐ、トルコ第三の都市です。
トルコのエーゲ海地方の都市で大きな港町です。
人口は2021年の統計によると約443万人だそうです。
私たち夫婦が思うのはイスタンブールは東京、アンカラは京都、イズミルは大阪のイメージに近いです。
海があって、商いも盛んで、人が明るく、美味しいものも多いからです。
そんなイズミルへの日帰り旅をご解説して参ります。
トルコ第三の都市イズミルへ日帰り旅行
7:15 家を出発
チケットはObiletというアプリで予約し、バスターミナルへ向かいます。
この時のバス代はアイワルクからイズミルまでは一人100リラ(約800円)
我が家の猫にあいさつし、近所の犬猫に見送られながら、近くのバス停で待っていると、なかなかバスターミナル行きのバスが来ず、結局タクシーをつかえまえてバスターミナルへ。
5分ほど走ってバスターミナルに到着。
タクシー代は35リラ(約300円)でした。
8:00 バスに乗る
バスターミナルでバスを待つ事10分。
いつものようにトルコで人気のバス会社“Pamukkale”[パムッカレ]で行きます。
アイワルクを出た後、助手のお兄さんがコロナ対策の為、お客さんにいい匂いのするアルコール度80%のコロンヤを手に振りかけてくれます。
その後、無料の飲料水やお菓子、ジュースが提供されます。
アイワルクからバスに揺られること2時間。
イズミルのバスターミナルに到着。
10:30 バス会社が用意する市内循環バスに乗る
イスタンブール・イズミル・アンタルヤなどの大都市にはバス会社によっては、”Servis”[セルビス]と呼ばれる無料の市内巡回バスが用意されています。
バスのチケットを見せて、目的地の最寄りのバス停まで循環しているバスに乗り込みます。
エーゲ大学前のバス停で下車。
大学の中を通って、少し道に迷いながら待望のIKEAに到着しました。
11:00 IKEAに到着
朝から何も食べてなかったので、ひとまず腹ごしらえ。
レストランに直行。
大好きなIKEAのミートボールに舌鼓。
夫は贅沢にステーキ
それぞれデザートまで注文。
このトルコで、日本で味わったものと同じものを味わえると、とても癒しになります。
ご飯のあとは、もちろんIKEAでお買い物。
キッチン用品やフェイクグリーンなどを購入しました。
13:00 大型ショッピングモールへ
IKEAを出た後、隣にある大型ショッピングモールへ。
アイワルクには大型ショッピングモールがないので、来たついでに夫の仕事用のジャケットを探します。
日本にいると店員さんに話しかけられたら、断りにくいなぁ…って思いますが、外国人夫婦なので、店員さんも躊躇して私たちに話しかけにくいようで、意外とじっくりと商品を見てまわることができました。
でも、残念ながら良い商品に巡り会えませんでした。
ただ、ジュエリーショップの入口で大の字で寝る猫には癒されました。
13:00 Kemeraltı[ケメルアルトゥ] 市場へ
次はショッピングモールから電車で移動し、Kemeraltı[ケメルアルトゥ] という市場へ。
ここはトルコに来て初期の頃、トルコ語学校の帰りによく遊びに行っていました。
古代市場の遺跡の隣にあり、現在も大きな市場が広がります。
ここでのお目当ては、”Şerbet”[シェルベット]という飲み物で、日本では「エード」とよばれているようです。
人気のレモンエード(レモネード)と桑の実のエードをそれぞれ頂きました。
どちらも美味しかったですが、夫婦ふたりとも桑の実のエードが気に入りました。
そして、ここに来たらどうしても食べたくなるのが「イカリング」
アイワルクではリゾート料金なのか、100リラ以上支払わないと食べることができないイカリング。
このお店では60リラで食べることができます。
実は、このお店のイカリングには救われた思い出があります。
トルコに来て初期の頃、トルコ語学校の先生がいじわるで、なんだか辛くなってきていたことに加えて、食事が合わずに悩んでいました。
たたまたま通りかかったこの店で注文したイカリングがめっちゃ柔らかくて、美味しくて、泣きながら食べたのを覚えています。
ほんと、下町の食堂っていう感じの店だけど、いつ行ってもお客さんがいるので、きっと地元の人たちに愛されているお店なんでしょうね。
と・・まあそんなことで、イズミルに来るたびに必ず寄りたくなるお店になりました。
17:00フェリーボートに乗りAlsancakへ
イズミルの人の通勤通学の交通手段は、電車・バス・トラムだけではありません。
フェリーボートも立派な交通手段の一つとなっています。
そのフェリーボートに乗って、Alsancak[アルサンジャック]という港へ。
Alsancakには昔通っていたトルコ語学校があり、私たちも毎日このフェリーボートに乗って通学していました。
今回ここに来た目的は、どうやらアジア料理を安く食べられるお店があるという噂を聞きつけたからです。
Googleマップで検索して行ってみると、ちょうど通っていた学校の隣にあり、アジア料理に関心のある若者でにぎわっていました。
もうお腹がいっぱいだったのですが、周りの人が注文している料理を見ていると、味見したくなり3品も注文。
ところが、ラーメンは全くコクがなく、小籠包もパッサパサ。
寿司はネチャネチャなのに、これでもかというぐらい押し固められていました。
楽しみにしてた分、ちょっと残念でしたが、今後に期待し、これも勉強ということで、食べてばかりの日帰り旅行の全プランをコンプリート。
再びバスターミナルへ向かいます。
20:00 バスに乗り帰宅
帰りは、バスのアプリで一番早く帰れるバスを探し予約。
最大手バス会社”Kamil Koç”[キャーミル コチ]のチケットを買ったので、街中オフィスにて無料の巡回バスを待ちます。
バスターミナル着いたら、アイワルク行きのバスに乗り込み2時間後、夜23時前に帰宅。
我が家の猫たちが嬉しそうに迎えてくれて、イズミル日帰り弾丸旅行は無事終了!
アイワルクにはない、いろいろな私たちにとっての癒し要素を堪能したのでした。
ほな☆
ご覧いただきありがとうございます。
私たちのYouTubeチャンネルは→コチラ
トルコ語プライベートレッスンに関しては→コチラ
トルコ語通訳・翻訳に関しては→コチラ