まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
コロナの影響で仕事の大部分を失った私たち。
夫は新しくトルコ人や外国人に向けて日本語を教えるようになりました。
ありがたいことにトルコ語を含め言語を教える仕事は彼に合っているようで、いつも楽しくレッスンしています♪
時々仕事部屋から聞こえる大きな笑い声。
レッスンが終わってから夫がいつも説明してくれます。
日本語や日本の文化について教えていると当たり前と思っていたことが、実はそうでもないことに気づいたりもします。
今日は夫から聞いたエピソードをいくつかご紹介します。
Table of Contents
外国人生徒から知る日本のあれこれ
お好み焼き
夫はだいぶ日本語を話せる人にはいろいろな日本の写真や動画を見せて、それを基に会話していくという方法を取っています。
先日大阪の「お好み焼き」の写真を見せて生徒さんに「この写真を説明してもらえますか?」っと質問しました。
夫はキャベツがたくさん入った料理ですとか、かつお節やソースやマヨネーズがかかっていますとか言われると思っていました。
その人は日本に住んだことがある方で、開口一番
生徒:「この料理は初デートにもってこいですね。」
夫:「え?初デートですか?」
生徒:「初デートはお互い緊張してなかなか会話が弾まないですよね?お好み焼きを作る共同作業があれば、会話が多少弾まなくても楽しく時間を過ごせるじゃないですか。」
夫:「なるほど~!」
考えてみるとお好み焼きにしろ、もんじゃ焼きにしろ、目の前で自分が焼いていくお店って海外ではあまりないような気がします。
海外ではできたものが提供されるのがほとんど。
この日本の食文化は改めておもしろいなぁっと思ったのでした。
会社員は絶対に行けない…。
ある日、夫が別の生徒さんに「日本のここはおかしいっと感じることありますか?」っと質問したところこんな答えが返ってきました。
生徒:「銀行が3時に閉まるのはおかしいですね。土日も休みだし、一般の会社員の方は有休を取らなければ銀行に行けないなんておかしいですね。」
夫:「なるほど~」
そういえば日本に居てた頃不便に感じていました。
それがおかしいとは思わず、当たり前のようにこのことを受け入れていました。
トルコ人の幻想
大抵のトルコ人は日本はテクノロジーが最先端で電化製品が安くで売られているという幻想を抱いています。
「先生!日本では〇〇はいくらで売られていますか?」
「今度日本に帰国した時、〇〇を買ってきてくれませんか?」など聞かれたりします。
そんな方には日本のショッピングサイトを共有して価格を見てもらいます。
物によってはトルコの方が安くで売られている電化製品もあり驚かれます。
トルコではメジャーなサムスンの製品があまり売られていないのもびっくりされるようです。
ニワトリとカエル
生徒の中には小さな子どもさんもいて、時折日本語の動物の鳴き声の表現も歌を交えて教えたりします。
日本語のニワトリの「コケコッコー」とカエルの「ゲロゲロ」という鳴き声の表現は独特のようで、教えると笑ってくれます。
特にカエルの「ゲロゲロ」はめちゃウケるみたいです。
「ゲロゲロって~www」ってな感じです。
よくよく観察してみると、トルコに生息するカエルの鳴き声も独特で「クゥワックゥワ!」っとなんだか笑っているように聞こえます(笑)
まとめ
まだまだ日本語教師は駆け出しなのでエピソード的には少ないですが、日本語を教えている代わりに生徒さんから改めて日本を教わることもしばしばあります。
トルコ人にトルコ語を勉強していると言うと大抵感動してくれますが、逆にこんな難しい日本語を一所懸命学んでいる子どもから大人までたくさんおられることを知るとめっちゃ感動します。
最後に一つエピソードを。
日本からトルコへの飛行機の中、通路を挟んで隣に頭の薄い長身の男性が座っていました。
彼は夜中真っ暗闇の中いきなり席を立ち周囲を気にしながら、座席上の棚の荷物をゴソゴソしていました。
私は「もしかして泥棒?」っとドキドキして寝たふりをしながら彼を注視していました。
するとゴソゴソの末、彼は一冊のノートとペンを取り出し、座席のテーブルにそれを置いてスポットライトを照らし何かを一生懸命書き出しました。
よくよくみてみると、ひらがなの「す」をノートに何度も書いてひらがなを練習しているのでした。
中年のおじさんが夜中一生懸命日本語を勉強している姿に微笑ましくなったのでした(笑)
ですから現在トルコ語や他の外国語を勉強中の方も現地の人を感動させていることを忘れないであきらめず勉強を続けて行ってくださいね!
ほな!
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