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地元ローカルなトルコ・ハマムの入り方

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「トルコ猫暮らし」の嫁
「トルコ猫暮らし」の嫁
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
トルコに暮らして11年目。
今日もトルコで経験したいろいろな事をシェアしていきます。

私たちお風呂が大好きで、日本にいるころはよく、街中の銭湯から山の中の温泉に至るまでいろいろなところを巡りました。

今のアイワルクにはありませんが、以前住んでいたエスキシェヒルは温泉が湧く所で、トルコ・ハマムが並ぶ「温泉通り」という場所まであるほど。

コロナが落ち着いていつかトルコに来られたなら、是非本場のトルコ・ハマムを体験して欲しいもの。

しかし、日本の温泉や銭湯と違って、トルコ・ハマムは入り方やマナーがちがうので、いろいろと戸惑ってしまいます。

それで今日は私たちが通って理解した地元ローカルなトルコ・ハマムの入り方をご紹介致します。

地元ローカルなハマムの入り方

※まずハマムに行く前の注意点として↓↓↓

①ハマムは清潔な朝の時間に行きましょう。

エスキシェヒルのハマムは朝早くから開いていました。友人と朝の7時に待ち合わせも多々ありました。夕方や夜などはヌメヌメしてたり、浴槽に垢が浮いてたりします。

②日本のエステの感覚で行きましょう。

結婚式など特別な日の2~3日前に行くのがベストです。

③一人で行かないようにしましょう。

ハマムに入って気分が悪くなった時に家族と連絡が取れるからです。

 

持ち物

・水着もしくはペシテマル(必要な方)

・下着

・ケセ(垢すりミトン)

・石けん

※ケセや石鹸はハマムの周辺で売られています。

・シャンプー

・ミネラルウォーター

・バスタオル(女性のみ)

 

入場

トルコのハマム店は男性だけの店、女性だけの店と店で分かれていたりします。

男性も女性も受け付けているハマムであれば、入り口が分かれています。

受付で料金を支払います。

入場のみか、垢すり・マッサージ込々の料金か料金表に従ってお支払い下さい。

受付で靴を預かってくれるお店は代わりにスリッパを提供してくれます。

ロッカーのカギを預かって、入場します。

 

着替え

大事な部分を隠す文化なので、基本水着か、下着か、ハマム専用の巻物ペシテマルを巻いて入ります。

👆男性はこのペシテマルを無料で貸し出ししてくれるそうです。

それを腰に巻いて入浴します。

入浴中もそれを絶対に外したりしません。

夫はペシテマルが面倒くさいみたいで、いつも水着で入浴しています。

女性は水着か下着の方が多かったです。

時々外国人や若者は裸で入ってたりもしますが、、、

持ち物を持参していよいよハマムへ。

 

ハマムの入り方

入ると、壁側に日本の銭湯のように蛇口と洗面台のようなお湯を貯める台があります。

一緒に来た人と蛇口の両サイドに座るようにしてお湯を貯めながらシェアして使います。

 

①まずお湯を貯め、ゆっくりと手桶でかけ湯をして体を温め皮膚をやわらかくします。

10分ほどゆっくりとおしゃべりしながらかけ湯を楽しみます。

 

②身体の皮膚がふやけてきたところで、ケセという垢すりタオルで垢すりをしてゆきます。

時々かけ湯をしながら、足元からゆっくり上半身にかけて垢すりします。

手が届かない背中などは、お友達同士で垢すりしあいます。

 

③垢すり後に石鹸やボディーソープで全身を洗い流します。

 

④最後にシャンプーをして完了です。

 

⑤脱衣所に向かう前にシャワーを全身に浴び、バスタオルで拭きます。

 

※エスキシェヒルには、大抵真ん中に浴槽があり、最後にお湯に浸かって温まります。

20mぐらいのプールのような浴槽があるハマムもあり、泳ぎたくなりますが泳がないようにしましょう。水温が高いのでのぼせてしまいます。

こまめな水分補給も忘れずに!

 

ケセジ(垢すり師)を利用する場合

大抵のハマムにはケセジという垢すり師がおり、ケセジの人にマッサージをお願いする場合、順番を聞いて、順番が来たら、持ってきた石けんかボディーソープを渡し、指示に従って台に寝そべります。

垢すりだけか、マッサージだけか、垢すりもマッサージも一緒にするのか聞かれます。

ケセジさんが持っているケセは特別のような気がします。

垢が取れる取れる!

垢すりだけでも気持ちいのですが、垢すり後のボディーソープを使ったマッサージも気持ち良かったです。

垢すりの料金は事前に支払っていない場合は、入浴後、脱衣場にケセジさんが回収に来てくれたり、最後に受付で支払ったりします。

ケセジに関する夫の裏話

男性の垢すりは女性の場合と違って痛い場合があるらしく、夫が垢すり中、ケセジさんに「痛い!痛い!」と言うと、「何!?男だろ!お前は男なんだろ~!耐えろ!」と大笑いで。

一緒にハマムに行った黒人の友人には「こいつをまっ白にしてやる!」と意気込んで垢すりをしてました。友人はもちろん苦笑いしてました。

ハマムと同様、熱いケセジさんたちが時々悪乗りするのでご注意を(笑)

きちんとしているところは、真面目にしてくれます。

 

ハマムから出た後

ハマムから出た後は、更衣室があればそこで着替えます。

ドライヤーがあれば髪を乾かして、売店があれば、アイランやソーダ、アトムといった飲み物を飲んで火照った身体を落ち着かせます。

※👆アトムに関しては→コチラの記事を参照

落ち着いたら、荷物を持って、受付にスリッパとロッカーのカギを渡し、靴をもらってハマムを出ます。

男性の場合

男性の場合は女性と異なり、ハマムから出ると、おじさんがバスタオルでぐるぐるに全身巻いてくれるサービスがあるようです。

腰・肩・頭とタオルを巻かれた後、そこで少し休憩して、脱衣所に向かいます。

脱衣所の椅子で座って汗が引くのを持ちます。

タオルをもう一度替えに来てくれるところもあります。

飲み物もここで注文しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

トルコの文化は日本の文化と違い、肌を特に人の大事な部分を隠す文化なので、それを理解しながら入る必要があります。

かけ湯をしながらゆっくりと温まり、皮膚を柔らかくしてからケセを使って垢すりをします。

おしゃべり好きなトルコ人。

トルコのハマムはいつでも賑やかです。

お友達とおしゃべりしながら、かけ湯をし、背中を流し合います。

元気で威勢のいいケセジさんに頼むなら、全身をピカピカにしてくれます。

男性は女性よりもサービスが良いので、良い気分にもなります。

ぜひトルコにお越しの際は、ローカルなハマムを体験してはいかがでしょうか?

観光地と違ってお値段もお手頃ですよ。

ほな!

ご覧いただきありがとうございます。

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