Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
お元気ですか?
今日も以前住んでいたエスキシェヒルのマイナー情報をお伝えしようと思います。
エスキシェヒルと言えば・・・そうです!”Çiğbörek“「チー ボレッキ」
ご存じない方も多いと思います。
エスキシェヒルに来て嬉しかった事の一つにこの料理があります。
日本の揚げ餃子に似ていてクセもなく、安心して手軽に食べられるトルコ料理です。
今日はそのエスキシェヒルのご当地B級グルメ「チーボレッキ」をおすすめのお店と共にご紹介したいと思います。
Table of Contents
“Çiğ börek”「チー ボレッキ」とは
“Çiğbörek“「チー ボレッキ」とは、エスキシェヒルに多く住むタタール人の料理です。
タタール人は私たち日本人によく似ていて、エスキシェヒルを歩いていると「タタール人か?」っとよく聞かれます。
タタール人とはモンゴルから方々へ移動した民族で、もしかしたら先祖をたどれば同じ民族だったかも知れません。
ギリシャやフランス方面では彼らを「タルタル」と呼んでいたそうで、そこからフランスでタルタルソースというものができたという小話があります。
なにわともわれ、このタタール人はトルコにおいても食文化において大きな影響を与えたと言えます。
本来は”Çiğ börek“「チー ボレッキ」ではなく、”Çi börek“「チ ボレッキ」という表記が正しいようです。
元々はクリミア・タタール語で“Şiborekman”と呼ばれていて、それが”Çi börek“っとなり、現在の”Çiğ börek”っと変化したそうです。
トルコでは”Çiğ Köfte”「チーキョフテ」という有名な料理があり、その影響か”Çiğ börek“という表記が一般的になっているようです。
エスキシェヒルでのチーボレッキおすすめ3店
トルコのイスタンブールや観光地などでもこのチーボレッキ食べる事できますが、是非エスキシェヒルに来られたらおいしいお店で本場の味を味わって頂きたいもの。
そこで、きょうはエスキシェヒルに4年暮らした私たちがおすすめするチーボレッキのおいしいお店を3店ご紹介したいと思います。
Papağan [パパーン]
引用元→コチラ
こちらは、エスキシェヒルで1・2を争う有名店。
エスキシェヒルの中心地に店を2店構え
1975年以来、チーボレッキを揚げ続けています。
“Papağan”とはトルコ語で「オウム」を意味し、オウムが長寿な事からお店が長く続くようにという店主の思いが込められています。
チーボレッキは通常1皿(5枚)の注文。
あまりお腹が空いていない時は、夫と2人で1皿を注文したりします。
注文を受けてから揚げてくれます。
“Bol kıyıma”[ボル クイマ]「肉多め」のチーボレッキは1枚ずつ注文できます。
一口食べた時に中から上がる蒸気とあふれる肉汁がとてもジューシーで美味しいです。
飲み物は是非塩ヨーグルトドリンクのアイランを。
後味をさっぱりとしてくれます。
週末は混むのでご注意を。
混んでいる場合は、最近できた近くの支店に移動されることをおすすめします。
KIRIM ÇİBÖREKÇİSİ [クルム チーボレッキチシ]
引用元→コチラ
こちらは前述のパパーンと1・2を争う競合店。
こちらの売りはエスキシェヒルの美しい公園内に店を構えているという事。
有名なお城のある”Sazova Park”サゾバ公園や”Kent Park”県立公園で美しい景色を楽しみながらアツアツを頂けます。
こちらは1枚から注文可能。
週末は混むのでご注意を。
Malhatun Çibörek [マルハトゥン チーボレッキ]
引用元→コチラ
こちらは最近できたエスキシェヒルの現代美術館OMMの近くにあります。
オスマン帝国時代の独特の家並みがあるオドゥンパザルの入り口に位置し、1階の入り口を入るとすぐ女性たちが手作りでチーボレッキを作っている様子を見る事ができます。
そしてこの店の売りは2階のテーブル席。
木造建てでギシギシと足音を立てながら2階に上がり、キリムが敷き詰められたベンチに座り、昔のトルコの生活を感じながらアツアツのチーボレッキを頂く事ができます。
チーボレッキ作りに初挑戦!
今回は改めてエスキシェヒルに食べに行ってレポートはできないので、自宅で手作りに初めて挑戦してみました。
生地
- 強力粉…200g
- 水…100㏄
- 塩…小さじ1
具材
- 牛ミンチ…250g
- 玉ねぎ…半玉
- 水…大さじ2
- 塩…小さじ1/2
- こしょう…少々
①強力粉200gに塩小さじ1を加えます。
②水100㏄を少しずつ加えます。
③水を加えながら混ぜ生地をこねまとめていきます。
生地がまとまってしっとりとしたら10分ほどラップをしてねかせます。
④生地を休ませている間に中に入れる具を作っていきます。
⑤具材を入れたら混ぜます。
⑥休ませた生地を10~12等分にします。
⑦綿棒で直径12~15㎝ほど広げます。
⑧片側に具材を敷き詰め
⑨折りたたんでしっかりと封をします。
⑩ピザカッターできれいに半月にカットしていきます。
⑪できたら揚げるまで乾燥しないように布巾などをかぶせておきましょう。
⑫フライパンに1㎝ほど油を注いで揚げ焼きしていきます。
⑬完成。アツアツをお召し上がりください。
作ってみるとめちゃ簡単で夫も感動していました。
中にニンニクをすりおろして入れたり、ニンニク入りのヨーグルトを添えても良かったかなぁっと思いました。
夫は餃子のたれを自分で作ってそれで食べていました(笑)
まとめ
いかがでしたか?
トルコ料理は苦手だったり難しかったりするものもありますが、このチーボレッキは味付けがシンプルで作るのも簡単。
日本人にもトルコ人にもウケる料理だと思います。
是非トルコ・エスキシェヒルにお越しの際はこのチーボレッキをアツアツで食べてみて下さい。
それぞれの店によって特徴があり、食べ比べてみても良いかも知れません。
エスキシェヒルに行けないよという人は是非ご自宅で作ってみて下さい。
めちゃ簡単で手軽にアツアツジューシーな本場の味を楽しめますよ!
ほな!
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