Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
コロナが始まって3年…。
もうコロナが明けたような雰囲気だったようなトルコ。
しかし、またまたちらほら聞くようになりました。
私も気をつけておこうと思っていた矢先・・・ついに・・・ついに・・・コロナになってしまいました。
それで、今日はその時の様子を綴りたいと思います。
Table of Contents
月曜日
お友達がインターネットの調子が悪いというので連絡があり、夫婦で助けに行ってあげていました。
火曜日
なんだかコンコンと咳が出るな・・・と思っていました。
でも、それぐらいで特に異変はありませんでした。
水曜日
朝から血圧がおかしい感じがしました。
もう今日は寝込むぞ!と決めて寝ることにしました。
夕方には熱が出てきて測ってみると38℃!
その後寒気がして、どんどん熱が上がってきました。
そして、夜中にはついに39.3℃まであがりました。
木曜日
翌朝起きてみると、熱が37℃まで下がっていました。
すると今度は夫が「なんかしんどい…」と言い出しました。
熱を測ってみると37.5℃!
そして、その頃インターネットを見に行ったご家族が同じ症状であることを知りました。
こりゃついにコロナかもと思いました。
夫も熱がどんどん上がってきて38.5℃まで上がりました。
もう病院に行くしかないと夕方市民病院に電話したところPCR検査は16時までとのこと。
夜間当直の医師が来れば検査してくれるとのことだったのですが、夜間に電話しても誰も出てくれませんでした。
現在トルコは非常な医師不足…。
県や市の病院はお給料が少ないせいか、有能な医者は私立病院や海外に行ってしまうそうです。
私も夜になるとまた熱が出てきて、夫婦で寝込むことになりました。
金曜日
金曜日は朝から市民病院へ検査に行きました。
コロナ検査は病院の救急窓口で行われます。
前回なぜか疑われたので、今回は39.3℃の体温計の写メをまず見せて受付しました。
見事今回は受付のお姉さんに疑われる事なく受付することができました。
しかし、私たちのイカメット番号がシステムに反映されないというので、詳しい人が来るまで待つことに・・・15分くらいすると来てくれて、無事受付することができました。
受付のお兄さんいわく、「トルコの社会保険事務所SGKに行って、イカメット情報を登録しておくと損は無いよ」と言ってもらえたので、トルコの社会保険とは関係ないと思っていましたが今度行ってみようと思います。
受付が終わり、いよいよ診察。
担当は若い男性医師。
私たちが日本人だと知って、ちょっとテンションが上がって、会話が急にトルコ語から英語になりました。
私は先生に「トルコ語のほうがまだわかります。」とお願いしても、しばらくするとまた英語になるのでした(-_-;)
まず、問診→喉の調子を見て→コロナ検査→聴診器という順序でした。
夫は言われなかったのですが、私には「咳込んでみて」と言われました。
先生マスクもしてないのに、大丈夫なのか?と思いながらマスクをして咳込みました。
先生は「二人とも喉はそんなに炎症してませんねぇ・・・」というコメントで診断はコロナではなさそうな雰囲気でした。
しかし、身体の節々に痛みがあると訴えたので、「一応注射しましょうか?」と言って、紙を渡され別の部屋へ案内されました。
通された部屋のベッドに別のお兄さんが私たちにうつ伏せに寝るように指示をし、腰の辺りを脱ぐように言われました。
私は、え?うつ伏せ?腰⁈っと思っていたらいきなりブス!とめちゃめちゃ痛い注射(>_<)!
初めて筋肉注射的なものをしました。
そして、注射の痛みをこらえながら再び診察に行くと先生が処方箋を用意してくれていました。
病院では診察料も請求されることなく出ることができました。
そして帰りに薬局に行き、処方されたお薬を頂きました↓↓↓
お薬は一人200リラほどだったので、現在のレートで約1,500円でした。
家に帰宅すると、ものすごい眠気に襲われた二人。
注射の効果だと思います。
痛かった腰や身体の節々の痛みが無くなっていました。
しばらくぐっすり眠れてなかったので、注射は痛かったですが、してもらって良かったと思います。
朝に診察に行き結果が出たのが、夜でした↓↓↓
正直初めてだったのでショックでした。
トルコは現在、コロナ患者の7日間の隔離が定められています。
希望者は5日目にPCR検査を受け陰性であれば隔離が解除されるそうです。
そして、濃厚接触者は3ヶ月以内にコロナにかかったり、ワクチンを接種した人は隔離はなし。
それ以外の人は7日間の隔離、もしくは5日目にPCR検査を受け陰性なら隔離制限は解除されるそうです。
土曜日
土曜日朝から電話の着信で目が覚めました。
相手はトルコ保健省の方から。
「どうしてPCR検査を受けようと思ったのか?」と質問されました。
そして、「息苦しさを感じたらまたすぐ病院に来てください。」と言ってもらい、最後に「たくさん水を飲んで、たくさんシャワーを浴びて下さい。」とアドバイスを受け電話を切りました。
意外とちゃんとしてるトルコの保健省。
それからは熱も下がり、回復に向けて家でできることをなんでも行いました。
その後
その後気になる症状は、だるさや疲労感、夫は無いのですが私は咳が残っています。
個人的に効果があったのは、以下のもの↓↓↓
シュワシュワ水に溶かして飲む薬。
痰が絡んですっきりしない喉を癒してくれました。
サーレップは身体を温めてくれ、体力を回復させてくれました。
身体に負担のない自然由来の咳止めシロップを夫がちょっと前に買ってくれていました。
味も飲みやすくなかなかおいしかったです。
以前に紹介したセージティーも咳を鎮めるのに良かったです。
金曜日に隔離が解け、今は咳が少し残る程度まで回復しています。
まとめ
今回は私たちが経験したコロナ闘病記を時系列にまとめてみました。
コロナの疑いがある場合、イカメットカード(滞在許可証)があれば、近くの市民病院で無料で診察・PCR検査・投薬を受ける事ができます。
しかし、処方箋のお薬は実費で私たちの場合、一人200リラ約1,500円ほどかかりました。
まだまだ日本と同じようにトルコもコロナがゼロではありません💦
コロナにかからないのがベストですが、もしトルコでコロナになった場合、少しでも私たちの経験がお役に立てればと思いました。
日本であれ、トルコであれ、ぜひ引き続き気をつけてお過ごしください。
ほな☆
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