Merhaba!
まいど!おおきに!
「トルコ猫暮らし」の嫁です。
トルコに来てこれまで6年間良い事もありましたが、ほんといろいろありました。
今日はこれまでのトルコ生活で困った事をシェアしていきたいと思います。
Table of Contents
トルコ生活で困った事
カード吸い込まれる事件
トルコに来てすぐ、まだ右も左もトルコ語も全くわからなかった時、トルコ語学校の支払いが当時クレジットカードではなく、現金で支払って下さいと言われ、近くのATMを教えてもらい引き出しました。
操作パネルはもちろんトルコ語。
なんとか操作できてお金は引き出せたのですが、なんせ大金を一度に引き出したので、かばんの中にしまおうとテンパってしまいました。
現金が出てきた後、カードが出てきたのですがすぐに取らなかったので、ズズズ…と吸い込まれてしまいました。
それから、何度もパネルを操作しても応答はなく、トルコ語学校の先生に説明して銀行に問い合わせしてもらいましたが、銀行に付属のATMではなく、独立したATMの場合は返却できないと言われました。
それから、どうやって日本のカード会社に電話をしたら良いか、英語を交えて先生に教えてもらいました。
①まずテレホンカードを買い、公衆電話から日本のカード会社に電話し、カードを停止してもらいます。(現在はTürkTelekomやBimcellなら、Alo dünya paketiというプラン料を支払えば、スマホから直接日本に電話をかけることも可能です)
②次にカード会社から新しいカードを実家に郵送してもらい、それを国際スピード郵便でトルコに送ってもらいます。
③カードが手元に届いたら、日本のカード会社に再度電話して、カードの使用を再開してもらうという手続きを踏みました。
実際カードが手元に届くまで3週間かかり、手持ちの資金も少なかったので、ヒヤヒヤの3週間を過ごしました。
それから教訓を得て、現金を引き出す際は、できるだけ銀行に付属するATMを使うようにし、独立したATMを使う際には出てきたカードを素早く抜くように意識しています。
電話が突然切れる
トルコに来た際、日本からデュアルシムのスマホを購入し、トルコでSIMカード買って使用していました。
当時インターネットはスマホの共有のみを頼りにして生活していました。
ある日、トルコ語学校でGoogleが突然使えなくなり、電話も繋がらなくなりました。
いろいろ操作してみましたが、全くわからず1日が過ぎました。
誰も頼れる人がなく、以前何か困った事があったら来てねと親切に言ってくれたアパレルショップのお兄さんの所に駆け込みました。
そのお兄さんは私たちのたどたどしいトルコ語の説明を理解して、すぐ他の人に仕事を任せて暑い中半日私たちの携帯問題に付き合ってくれました。
お兄さんと共に携帯ショップに行くと、ショートメールを見て「税務署で税金を支払って下さい。」と言われ、税務署に行き、税金を支払い、ピッとコードを読み取ってもらい、開通できるようにしてもらいました。
アパレルショップのお兄さんは別れる前に、私たちにココレッチとレモネードをごちそうしてくれ、トルコ人の親切を身に染みた一日でした。
※トルコの電話事情に関してはこちらの記事も参考になさって下さい→コチラ
知らないおじさんに夜中連れていかれる
トルコに来た最初の年のことです。
カッパドキアから当時住んでいたイスタンブールにバスで戻ってくる道中、あまりにも天気が悪く、到着時間が夜中になっていました。
私たちが住んでいたアパートはイスタンブールでもディープな所、夜中ヘリコプターがライトを照らして巡回するような場所でした。
実際、夜中の外出は控えたほうが良い地域です。
しかし、私たちの町内に行く巡回バスとは違うバスに乗ってしまい、どこで降りたら良いかもわからず、終点まで来てしまいました。
夜中の危険な場所で、右も左もわからず、インターネットもなかったので、グーグルのオフラインの地図を見せながら何人かの人に道を尋ねました。
トルコ人は地図が読めない人が多く、「わからない」と何人もの人に言われました。
夜中で、疲れてもうだめだ!と思った時、一人のおじさんが地図を見て、「日本人かい?このジャーミーならわかる。来い!」と言って私たちを連れて行きました。
何度も「僕は危険な人物じゃない!」と言いながら、「車に乗って」と言われ、どうしようと思いながらも他の選択肢もなく、信じて乗ることに。
車中ずっと「僕は日本が好きだ!」というおっちゃん。
本当に大丈夫なん?
と不安を募らせながら、車で走ること5分。
家の近くのジャーミーまできちんと乗せてくれました。
「ここの辺りは本当に危ないから気を付けて!」という気遣いの言葉も最後にくれ本当に親切なおじさんでした。
この度は、親切なおじさんで良かったですが、いくら親切そうに見えても危険な人ももちろんいるので、皆さんはくれぐれもお気をつけください。
バカンスに行って怒られる
2016年だっかかな?
海のないエスキシェヒルからバカンスに行った時の話です。
エスキシェヒルに住むようになってから、クーデターやテロなどの問題があり、長い期間休暇に行けてなかったので、アンタルヤという地中海のリゾート行くことにしました。
夜中エスキシェヒルからバスに乗り、ワクワクしながら出かけました。
アンタルヤの県境をさしかかった時、いつものように憲兵の身分証明書のチェックが行われました。
その後、私と夫だけがバスから降ろされ、事務所に連れていかれました。
そして、怖そうな憲兵のおじさんが「エスキシェヒルから県外に出るには移民局からの許可が必要。」
「許可証を持っているか?」
「そんなの聞いていませんし、持っていません。」と言うと、「それは罪だ!」と言われ、ここにサインしろ!
なにやらわからない書面にサインをさせられ、その書類を旅行中携帯しておくように!
と言われ、バスに戻されました。
バスの運転手に、このまま私たちは旅を続けても良いの?と聞くと、「問題ない」との返事。
せっかくの久々のバカンスも「罪!」という単語が並べられたわけのわからない書面を携帯させられて、アンタルヤに居てたらいつか捕まるの?とドキドキして、居心地の悪いバカンスとなりました。
集団の子どもに殺されそうになる
アクチャイという街に行った時の話。
夫は安い釣り具を買い、波止場で釣りをしていて、私は夫の見える近くのビーチで一人でで泳いでいました。
その時、10歳くらいの男の子の5~6人のグループに、「どこから来たの?」と質問されました。
「日本から」というと、興味を持ったのかそれからひつこく集団で追いかけてきました。
海の中で必死で逃げていると一人に捕まり、私に飛び乗って海に顔を沈めようとしてきました。
必死に振り払い、反対方向からも別の子が追いかけてきたので、トルコ人のおじさんがいる方向に逃げ、ビーチを抜け、夫のいる波止場まで走って逃げました。
男の子は波止場まで追いかけてきましたが、夫に怒られようやく観念してくれました。
夫に怒られている最中も別の小さい男の子がタバコを吸っていて、この子は親から何も教えてもらっていないんだなと思いました。
外国人価格
これもリゾート地で経験した話。
レストランに入ると外国人という事で、すぐ英語のメニューを見せてくれました。
少し高いなというイメージを持ちつつ、トルコ語のメニューを見せてもらえますか?と聞くと、価格が全く違うではありませんか!
別の時、遊覧船を申し込むと、トルコ人には15TLと言っているのに、外国人には50TLと言っているではありませんか!
「なんで価格が違うの?」とトルコ語で聞くと、「あなたたちはトルコ語がわかるのか、じゃあ15TLで良いよ。」と言ってくれました。
どこでもトルコ人価格、外国人価格を確認しないとなと思いました。
滑る不揃いの階段
友人宅に行った時や滞在許可の手続きの書類を準備する際に訪れたビルなどで、エレベーターのない場所があります。
そういう場所はもちろん階段を利用するのですが、トルコの階段はかなり不揃い。
段の幅が違ったり、高さが揃っていなかったり、滑りやすい石材だったりと危険がいっぱいです。
もちろん自分の不注意もあるのですが、日本では階段で滑った事なんてないのに、トルコに来てから5回ほど階段で滑ってしまいました。
その内3回はお尻や足を強打してしまい、家で安静にしていなければならない事態に…。
トルコにお越しの際はご注意下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
困った事も沢山ありましたが、反面トルコ人の親切に触れる機会も多くありました。
困った人がいたらすぐに手を差し伸べる憐れみ深いトルコ人。
彼らのそんなところが好きです。
ただリゾート地になると外国人からより多く取ろうとするのも真実。
今後も経験した事から教訓を得て、気を付けていきたいと思います。
私たちの経験が、これからトルコ旅行やトルコ移住お考えの方やトルコに住んで間もない方などの参考になれば幸いです。
ほな!
👆友人のを見せてもらいました。
だいぶ正確に通訳してくれます。
私たちもトルコに来た当初持っていれば便利だったかも…。
ご覧いただきありがとうございます。
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